2012年12月12日水曜日

夕暮れの帰り道。




いつも、自分についての像を浮かべるとき、

もう夕暮れなのに、帰り道がわからなくなった子どもがあらわれる。

夢中で夕日をみているうちに、気がついたら、みんなもう家に帰っていて……

1人でぼんやりたたずんでいる人。

子どもの頃から今にいたるまで、全然変わらないなぁ。

いつも、出遅れる。なんだか、帰りそびれる。



朝がくるまで、自由に歩き続けるのか

それとも、帰り道を必死で探すのか

どっちにしろ、切ないけど、なかなか見られない風景が見られるのはたしかで。

それが見たくて、いつまでも帰らないのかもしれない。


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